先日「Good LED,Bad LED」というタイトルでのセミナーを企画して、
六本木AXISギャラリーにて開催しました。
このところのLED照明は、今までの光源からの置き換えや、新しい施設への積極的な設置など
「節電」による需要が増大しています。
しかしながら、なかなかその実態については、なかなかよくわからないというのが、
多くの設計者やユーザーのみなさんの感覚ではないでしょうか。
そこでこのセミナーでは、LEDメーカー、国内外の照明メーカー、照明デザイナー、
家電ライターなど様々な立場の方をパネラーとしてお呼びし、
いろいろと話しをお聞きしました。

LED光源を研究開発しているパネラーからは、明るさや発光効率については
およそ十分なところまで来ていて、これからは、さらに光の演色性やクオリティを高めていくことが
重要であるということ。
照明メーカーのパネラーは、LED照明だけですべての照明は置き換えることができるとのこと。
照明デザイナーからは、LEDは逆に明るすぎるという指摘もありました。
また家電という切り口でのLED照明は、十分な性能を持つところまできていること。
など、映像や実物などをみせてもらいながら話を聞きました。
さらには香港での国際照明見本市のレポートがあり、
ヨーロッパからの参加も多く交流が盛んで、日本ももっとグローバルな展開を進めて
いくべきであるとの提案もありました。
海外の照明メーカーのパネラーからは、LED照明が人に対しての影響が有る、または無い
ということがまだはっきりとされていないとの指摘もありました。
LED照明を使っていくのには十分なレベルにまできていることはわかったのですが、
私自身としては、すべてLED照明にしてしまうということには、まだかなりの抵抗感があります。
明かりというものには、効率や明るさだけではないことがまだまだあるのではないかと
考えています。
[ コヤマケンタロウ ]